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区割り見直し法案 与党単独で審議入り

2013年4月18日 18:24
区割り見直し法案 与党単独で審議入り

 衆議院の小選挙区の区割りを見直す改正案をめぐり、与党は18日、単独で審議に入った。

 衆議院の倫理選挙特別委員会で、与党側は18日、「一票の格差」是正に向け、衆議院の小選挙区の数を「0増5減」するため区割りを見直す改正案の審議に入った。野党側は「選挙制度の抜本改革が必要だ」などとして反発し、審議を欠席した。しかし、与党側は「一日でも早く違憲状態を解消すべきだ」として、19日の特別委員会で改正案を採決したい考え。

 民主党・細野幹事長「0増5減(の区割り法案)を通したとしても違憲の疑いを払拭できないという、野党が一致をした主張をしていることと、真っ向から対立する議会運営の仕方だ」

 民主党など野党7党は、伊吹衆議院議長に対し、事態の打開に向けた調整を申し入れることにしているが、与野党の対立は深まっている。