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英語力のなさから誤解を生じさせた~橋下氏

2013年5月18日 8:48
英語力のなさから誤解を生じさせた~橋下氏

 日本維新の会・橋下徹共同代表は17日夜、自身が発言した旧日本軍の従軍慰安婦問題について、今後、海外メディアに対して修正を申し入れる一方、日本のメディアに対しては記者の囲み取材を受けない意向を示した。

 橋下共同代表「僕が『必要だと思っていた』と訳されるんだったらやめてほしい。『当時、みんながそういうこと(慰安婦制度)をやっていた』とか、客観的な事実として伝える言葉が英語できちんとあるならそうしてほしい。(外国人に)誤解を与えたのであれば、ネセサリー(必要)という言葉は変えてほしいというのはしっかり言う。それは僕の真意ではない」

 橋下共同代表は13日、従軍慰安婦問題に関連して「日本だけでなく、いろんな国で慰安婦制度を活用していた」「当時、慰安婦制度が必要なのは誰でもわかる」などと発言していた。

 一連の発言を巡って橋下共同代表は17日、従軍慰安婦を容認するわけではないとした上で、自身の英語力のなさから誤解を生じさせたとして、海外のメディアに対して修正を申し入れる考えを明らかにした。しかし、日本のメディアは全体の文脈から趣旨を理解できるはずだとして、「一言一句チェックして発言すべきというなら取材には応じられない」と述べ、今後、記者の囲み取材を受けない意向を示した。