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山本議員の進退、本人から聞く方針~参議院

2013年11月5日 16:09
山本議員の進退、本人から聞く方針~参議院

 山本太郎参議院議員が園遊会の場で天皇陛下に手紙を手渡した問題をめぐり、参議院の議院運営委員会は5日、先週に引き続き理事会で対応を協議し、山本氏本人からあらためて意見を聞く事になった。

 理事会では山本氏の問題について、「出処進退について山本氏本人が明らかにすべきだ」との声が自民党から上がり、今後、進退について山本氏本人からあらためて意見を聞く事を決めた。

 参議院の議院運営委員会は、1日の理事会で、「国会議員としてあるまじき行為で、参議院議員としての品位に欠ける」という点で与野党とも一致し、その後、岩城委員長らが山本氏本人から事情を聞いた。

 この中で、山本氏は「こんな騒ぎになるとは思わなかった」「ルールを知らなかったのは不勉強だった」などと釈明していたが、自民党幹部らからは、自発的な議員辞職を求める厳しい声もあがっていた。

 また、5日の理事会では、参議院の許可を得ず北朝鮮に渡航した日本維新の会のアントニオ猪木参議院議員への処分についても検討された。その結果、北朝鮮から帰国後、渡航した理由を本人から聞いた上で対応することになった。