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外相と駐日米大使“防空識別圏”で電話会談

2013年11月25日 23:16

 岸田外相とアメリカ・ケネディ駐日大使は25日夜、電話会談し、中国が設定した「防空識別圏」をめぐる問題に日米で緊密に連携し、対応していくことで一致した。

 電話会談は、25日午後6時20分から約10分間行われた。この中で岸田外相は、中国が設定した「防空識別圏」について「東シナ海の現状を一方的に変更し、事態をエスカレートさせるものだ」とした上で、「不測の事態を招きかねない、非常に危険なものだ」と強い懸念を表明した。

 これに対し、ケネディ大使は「中国の一方的な行為に対する日本の迅速な対応を称賛する」と応じ、日米がこの問題に対して緊密に連携し、対応していくことで一致した。