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細川元首相、都知事選への立候補を検討

2014年1月10日 1:39
細川元首相、都知事選への立候補を検討

 来月9日投開票の東京都知事選挙に細川護煕元首相が立候補を検討している事が分かった。

 細川氏に近い関係者によると、立候補するかどうか「現段階では五分五分」だという。また、民主党幹部によると、細川氏は自らと同じく「原発ゼロ」を訴えている小泉元首相と連携できるかどうかを慎重に見極めているという。この件について小泉元首相は「コメントはしない」としているが、小泉元首相の周辺は9日夜、立候補を巡って2人が週明けに会談するとの見通しを明らかにした。

 こうした中、民主党の東京都連は、細川氏が立候補すれば支援する方針を確認した。

 民主党・松原仁東京都連会長「(熊本)県知事としての実績があり、総理としての一つの見識もあるというところを含めて、私は非常に(民主党が支援する)最右翼であると思う」

 一方、舛添元厚労相は9日、自民党の東京都議団と会談した。舛添氏は過去、党を離れた事について陳謝した他、協力を要請したという。これを受け自民党都議団は「政策は全体的に我々と違わない」として、舛添氏を支持する考えを示した。

 都知事選を巡っては、これまでに、日本弁護士連合会前会長の宇都宮健児氏、自衛隊の元航空幕僚長の田母神俊雄氏、発明家のドクター・中松氏、元外交官の吉田重信氏、自営業の中川智晴氏、団体役員の五十嵐政一氏が立候補を表明している。