都知事選、細川元首相が立候補の意向固める
来月9日投開票の東京都知事選挙に、細川護煕元首相が立候補する意向を固めた。来週中に最終決断する考え。
細川氏の周辺によると、細川氏は都知事選に無所属で立候補する意向を固めた。「原発ゼロ」や、大規模なインフラ整備に頼らない東京オリンピックの成功などを訴える方針。また、同じく「原発ゼロ」を訴えている小泉元首相と週明けにも会談する方向で、その上で17日までに最終決断する考えだという。
一方、自民党東京都連は10日朝、知事選の対応について都連会長の石原環境相らに一任した。その後、石原氏は自民党・石破幹事長に対し、党本部として舛添元厚労相を推薦するよう要請し、石破氏は週明けにも党の方針を決める考えを示した。
都知事選をめぐっては、この他、日本弁護士連合会の前会長の宇都宮健児氏、自衛隊の元航空幕僚長の田母神俊雄氏、発明家のドクター・中松氏、元外交官の吉田重信氏、自営業の中川智晴氏、団体役員の五十嵐政一氏が立候補を表明している。