安倍首相は２３日、日本に住む中国人向けの新聞に、今月末から始まる中国の春節・旧正月を祝うメッセージを送り、日中首脳会談の開催を呼びかけた。

　この中で安倍首相は、日本は戦後６８年間にわたり、「ひたすらに平和の道を邁進（まいしん）してきた。今後もこの姿勢を貫くことに何ら変わりはない」と強調した上で、「日本にお住まいの皆様には十分ご理解いただけると考える」と期待感を示した。

　また、日本と中国の間で「首脳レベルを含めて様々なレベルで対話を行っていくことが重要だ」と指摘した上で、「私の対話のドアは常にオープンだ」と述べ、日中首脳会談の開催を呼びかけた。