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橋下市長、辞職と出直し選の意向を正式表明

2014年2月3日 16:05
橋下市長、辞職と出直し選の意向を正式表明

 「大阪都構想」をめぐり、大阪市の橋下市長は3日に記者会見し、市長を辞職して出直し選に臨む意向を正式に表明した。

 橋下市長「今回、僕は市長を辞めます。そして、市長選を行いたいと思っています。大阪都構想はどういうものなのか、中身がない、中身が見えない、説明が足りない、さまざまな意見をいただきましたが、当たり前なんです。説明書は完成していないんです。『都構想を認めてください』というつもりはありません。(都構想の)説明書をしっかり作らせてください。そして、その上で、住民投票で判断してください。市長選挙で都構想の是非を判断するのではなく、最後、住民投票で決めてもらいたいのです」

 一方、他の会派は「都構想をめぐる状況は変わらず、無意味な選挙になる」などと批判していて、自民・民主は対立候補の擁立を見送る方針、公明・共産も擁立見送りを視野に他会派と調整する方針。

 出直し選は「3月2日告示、16日投開票」を軸に調整される見通し。