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橋下氏当確 投票率は過去最低を下回る恐れ

2014年3月23日 20:27
橋下氏当確 投票率は過去最低を下回る恐れ

 大阪都構想の推進を巡る出直し大阪市長選挙で、前市長の橋下徹さんが当選確実となった。投票率は伸び悩み、大阪市長選挙としては過去最低となる恐れも出ている。

 大阪市長選挙は、23日午後8時に投票が締め切られ、前市長で日本維新の会の推薦を受けた橋下徹さんが再選を確実にした。橋下さんは今年2月、大阪都構想の議論が他会派の反対を受け、事実上頓挫したことから、辞職。大阪都構想を進めるために、民意を問うとして出直し市長選挙に出馬した。

 選挙には、他に新人3人が立候補したが、維新以外の主要政党が、候補者擁立を見送ったことなどから、有権者の関心も低く、午後7時の投票率は17.14%と、前回を28ポイント余り下回っていて大阪市長選挙の過去最低の投票率を下回る恐れも出てきている。