政府は２８日、「輝く女性応援会議」の初会合を開き、安倍首相は女性の社会進出をさらに積極的に支援していく考えを強調した。

　安倍首相「それぞれの取り組みを幅広く情報発信をするとともに、リーダー同士の連携を深めていただくことによって、輝く女性を応援する輪が広がっていくのではないかと思います」

　会議は、スポーツや学術、ビジネスなど幅広い分野で活躍する各界の女性リーダーの連携を後押しすることを目的としている。初会合には、ソチオリンピックで旗手を務めたカーリングの小笠原歩選手の他、学術や農業分野など各界で活躍する女性が出席し、育児と仕事を両立させるための環境整備の必要性などをそれぞれ訴えた。

　安倍内閣は女性の活躍、推進のため、企業における女性の登用の支援や学童保育の充実などを検討しており、今年６月をめどに改定される成長戦略に反映させたい考え。