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衆院選挙制度見直し、10党で議長に報告へ

2014年4月4日 21:49

 衆議院の選挙制度見直しをめぐり、与野党10党の幹事長・書記局長が、今後の議論を衆議院議長の下に置く第三者機関に委ねるかどうか協議した。しかし、結論は出ず、来週にも現状を伊吹議長に報告に行くことで一致した。

 4日の協議で自民・公明・民主・維新・みんな・結い・生活・改革の8党は、衆議院の定数削減と一票の格差是正について議長の下に有識者らによる第三者機関を設置して協議するよう提案した。これに対し、共産・社民両党は「議長に丸投げ、第三者機関に丸投げというのは、国会の責任放棄だ」などと設置に反対した。

 10党は来週にも伊吹衆議院議長に現状を報告することでは一致したが、議論が進展するかどうか見通しは立っていない。