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第三者機関設置…衆院議長が反対2党と会談

2014年4月14日 16:50
第三者機関設置…衆院議長が反対2党と会談

 衆議院の選挙制度の見直しをめぐり、伊吹衆議院議長が14日、共産・社民両党の責任者と会談した。

 選挙制度の見直しをめぐり、自民・公明・民主など8党は議長のもとに有識者らによる第三者機関を設置し、衆議院の定数削減と一票の格差是正について協議していくことで一致している。これに対し共産・社民両党は、第三者機関の設置に反対していることから、14日、伊吹議長が両党の考えを直接、聞いたもの。

 共産党の山下書記局長と社民党の又市幹事長は、それぞれ、「現行制度の功罪の検証を一回もやらないまま、第三者機関に丸投げするのは、国会の責任放棄だ」などと、改めて第三者機関の設置に反対する考えを伝えたという。

 伊吹議長は、今後、自民・公明・民主など8党からも改めて意見を聞くという。