安倍政権の成長戦略の柱のひとつである女性の活躍推進に関連し、政府は各府省の女性職員の採用や登用を拡大するため、事務次官らを集めた協議会の初会合を開いた。

　各府省の事務次官らで作る「女性職員活躍・ワークライフバランス推進協議会」では、女性職員の採用や登用を拡大するための具体的な施策を議論する。議長を務める加藤人事局長は「女性職員への配慮だけではなく、男性の職員を含めて働き方を見直す『働き方改革』が急務だ」と強調した。

　協議会では今後、秋に向けて政府全体の具体的な取り組み方針をとりまとめることにしている。