衆議院の千葉5区、和歌山1区、山口2区と4区の合わせて4つの選挙区で補欠選挙が告示されました。

衆議院・千葉5区の補欠選挙は、この選挙区の自民党議員が政治資金規正法違反事件で辞職したことを受け行われるものです。

和歌山1区は、国民民主党の議員が知事選挙に立候補するため辞職したことを受け行われます。

山口2区は、岸前防衛大臣が体調不良を理由に辞職したため行われ、山口4区は、安倍元総理大臣が銃撃され亡くなったことを受け行われます。

先週告示された参議院大分選挙区の補欠選挙とあわせて岸田政権の評価が問われる選挙で、物価高対策に加え、防衛増税や少子化対策などが主な争点となります。結果次第では岸田政権の政権運営や野党の体制にも影響を与えるため、各党は、党首や幹部が応援に入るなど総力戦を展開する構えです。

衆参5つの補欠選挙は、いずれも今月23日に投開票されます。