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野党7党“危険ドラッグ改正案”共同提出

2014年10月10日 21:40
野党7党“危険ドラッグ改正案”共同提出

 民主党など野党7党は10日、危険ドラッグによる事故などが相次いでいることを受け、危険ドラッグの規制を強化する薬事法の改正案を衆議院に共同提出した。

 改正案では、今の薬事法で規制の対象となっている「指定薬物」ではなくても、興奮や幻覚などの作用を引き起こす可能性が高い場合などには「危険薬物」として規制の対象とし、製造や販売などの中止を命令できるようにすることなどが盛り込まれている。改正案は、危険ドラッグによる事故などが相次いでいることを受け、野党7党が規制を強化するため、衆議院に共同提出したもの。

 提出後の会見で民主党の山井議員は「与野党で一致して1日も早く成立させ、新たな死亡者を出さないようにしたい」と述べ、与党側にも協力を呼びかけていく考えを示した。