民主・維新 領域警備法案を共同提出へ
民主党と維新の党の両政調会長は6日、武力攻撃に至らないいわゆる「グレーゾーン事態」に対応するための「領域警備法案」を、今の国会に共同提出することで一致した。
民主党・細野政調会長「領域警備法案については、共同提出するということで考え方が一致しました」
民主党と維新の党は今後党内での手続きを進めた上で、8日にも法案を国会に提出したい考え。法案には、武力攻撃に至らない日本の領域に対する侵害、いわゆる「グレーゾーン事態」に迅速に対応するため、自衛隊による「海上警備準備行動」を新設することなどが盛り込まれている。
民主・維新の両党は、領域警備法案の徹底した審議を求めることで、来週15日にも衆議院の特別委員会で安全保障関連法案の採決に踏み切る構えを見せる与党側をけん制する狙いがあるものとみられる。