2閣僚に辞令交付、政権再スタートへ
2人の閣僚の辞任から一夜明け、後任の2人の閣僚が正式に就任し、安倍政権は再スタートを切った。首相官邸前から古谷朋大記者が報告する。
宮沢新経産相と上川新法相は、21日午前10時から、安倍首相とともに皇居での認証式に臨み、その後、官邸に戻って安倍首相から辞令の交付を受けた。
20日、閣僚の辞任について「任命責任は自分にある」と述べた安倍首相だが、21日朝の閣議では2閣僚の辞任については触れなかった。
一方、閣僚からは政権全体が一致協力する必要があるとの声が相次いだ。
菅官房長官「女性が輝く社会の実現、政権全体としては方向性は全く変わらずに前に進めていきたいと思います」
石破地方創生相「ひとごとではなくて、内閣政権全体でそれに向けてまい進しなければいかんということだと思います」
政府高官は21日朝、「新閣僚の2人は経験もあるし、国会答弁も安定している」と期待感を示した。