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防衛相「手続きに瑕疵ない」辺野古沖作業

2015年3月24日 16:04
防衛相「手続きに瑕疵ない」辺野古沖作業

 アメリカ軍普天間基地の移設先である名護市辺野古沖の工事を巡り、沖縄県の翁長知事が作業の停止を指示した事について、中谷防衛相は「手続きに瑕疵(かし)はない」として翁長知事の指示には従わず、計画通り基地の移設に向けたボーリング調査を進める考えを強調した。

 中谷防衛相「粛々と何の瑕疵があったとも思っておりませんので、事業の推進、計画を進めてまいりたい」

 また、沖縄防衛局は24日、翁長県知事が出した作業停止指示の取り消しを求める審査請求書と、指示の効力停止を求める執行停止申立書を、ボーリング調査に伴うサンゴ礁の破壊許可の根拠となる法律を所管する農林水産相に提出した。

 政府は今後、沖縄県が訴訟に踏み切った場合は全面的に争う考えで、双方の対立が一層深まる可能性がある。