得票同数…熊本市議選、決着は“くじ引き”
12日に行われた熊本市議会議員選挙で、2人の候補が同じ票数となり、14日、当選者を決めるくじ引きが行われた。
公職選挙法に基づくくじ引きは14日午後3時から、熊本市の南区役所で行われた。数字が書かれた10本の棒が容器に入れられ、少ない数字を引いた方が当選になる。その結果、少ない数字を引いた民主党現職の田辺正信さんが当選となった。熊本市議選で民主党の当選者は、これで2人となった。
田辺氏「皆さんに応援してもらったことに応えることができるという気持ちでいっぱい。こういうことで明暗を分けるのは良くないと思う」
一方、落選となった無所属で現職の田中誠一さんは、当選無効の申し立てを熊本市選挙管理委員会に行う考えを明らかにした。