首相と沖縄知事 かりゆし贈呈で笑顔の面会
安倍首相は25日、沖縄県の翁長知事から沖縄の夏の服装である「かりゆしウエア」を贈られた。政府と沖縄県の間ではアメリカ軍普天間基地の移設問題で対立が続いているが、きょうばかりは終始笑顔の面会となった。
翁長知事「6月からスーパークールビズということで、かりゆしウエアをつけていただければありがたい」
安倍首相「沖縄経済に貢献していきたいと思います」
政府はクールビズのPRのため来月2日の閣議で安倍首相と閣僚全員が「かりゆしウエア」を着用する予定。
翁長知事は政府が進めるアメリカ軍普天間基地の名護市・辺野古への移設に強く反対していて、27日からアメリカを訪れてアメリカ政府にこうした考えを伝えることにしている。ただ、25日は沖縄県の特産品のPRの場だけに終始和やかな雰囲気で、辺野古移設については話題に上らなかった。