【図解】"統一教会"と接点あった議員は半数近く…自民党アンケート、調査項目別の結果は?
自民党が、党所属の国会議員379人(衆議院261人、参議院118人)を対象におこなったアンケートの結果が公表されました。
いわゆる統一教会や関連団体と何らかの接点があると答えた議員は全体の47%にあたる179人でした。
このうち、"統一教会"や関連団体の会合に出席したり、教団側から選挙支援を受けたりしていた議員121人の氏名が公表されています。
茂木幹事長の会見や、公表された資料によりますと、調査の項目別に教団や関連団体との関係について「有り」と答えた議員の数は以下の通りです。
※()内は全所属議員に対する割合
▶会合への祝電、メッセージ等の送付
97人(26%)
▶広報紙誌への、インタビューや対談記事等の掲載
24人(6%)
▶教団関連団体の会合出席(議員本人が出席し挨拶または講演)
102人(27%)
▶教団主催の会合出席
10人(3%)
▶教団および関連団体に対する会費類の支出
49人(13%)
▶教団および関連団体からの寄付やパーティー収入
29人(8%)
▶選挙におけるボランティア支援
17人(4%)
▶教団及び関連団体への選挙支援依頼、組織的支援、動員等の受け入れ
2人(0.5%)
この調査結果発表を受け、岸田首相は「重く受けとめている」と述べた上で、被害の防止や被害者の救済に向けて政府の取り組みに加え、「自民党としても対策の検討を進めていきたい」と強調しました。