松野官房長官は、5日の会見で、アメリカ軍がCV22オスプレイの飛行再開を決定したことについて「米空軍の判断に問題があるとは考えていない」と述べました。

アメリカ軍は、2日飛行を一律で見合わせていた、CV22オスプレイの飛行再開を決定しました。

松野長官は、5日の会見で、「オスプレイのクラッチを原因とする特有の現象については、深刻なトラブルを起こすことなく安全に運用できる手順は既に確立をされていて、飛行を一律に見合わせるべき機体の安全性に関わる技術的課題は存在しないことを、防衛省が米国との間で確認をした」と述べました。

その上で、飛行の安全確保を確認したとして、「米空軍の判断に問題があるとは考えていない」と強調しました。さらに、自衛隊でも、教育や機体点検を行い、安全に万全を期した上で、順次、飛行訓練を実施すると明らかにしました。