北朝鮮が「軍事偵察衛星」の打ち上げに成功したと発表したことを日本政府はどうみているのでしょうか？　中継です。

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ある政府関係者は「裏付ける情報がまだ集まっていない」と話していて、政府は慎重に分析を続けています。

松野官房長官
「政府としてはすでにお知らせしている通り、現時点で地球周回軌道への衛星の投入は確認されていないと認識しています。いずれにせよこれまでにお知らせをしている以上の詳細については現在防衛省において分析中であります」

松野長官はさらに「詳細な分析については、相応の時間を要する」と述べ、成功、失敗の確認には一定の時間がかかるとの見通しを示しました。

成功だったかポイントとなるのは発射が地球周回軌道に乗ったかどうかです。

ある防衛省関係者は、「速度と高度が若干足りてなかった。北朝鮮の成功の発表には、疑念を持っている」と話しています。政府は、アメリカや韓国とも連携し、慎重に分析を続けています。

また、今回の発射についてある政府関係者は「1年で3回の発射は異例だ。発射をすればするほど脅威は増している」と危機感をあらわにしていました。

政府は、引き続き、警戒監視態勢を続ける方針です。