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送迎バス“安全装置設置の義務化”含め検討~小倉こども政策相

2022年9月15日 19:44
送迎バス“安全装置設置の義務化”含め検討~小倉こども政策相

静岡県で送迎バスに3歳の女の子が置き去りにされ死亡したことを受け、小倉こども政策担当相は、送迎バスへの安全装置設置の義務化も含めて検討する考えを示しました。

小倉こども政策担当相は15日、通園バスに設置するため開発が進められている置き去り防止のためのブザーなどを視察しました。ブザーは、職員が車内全体を点検するよう後部座席に設置され、エンジンを切ってから一定の間、押さずにいると、警報が鳴る仕組みです。

小倉こども政策担当相「重要なのは、スピード感をもって安全装置を全国のバスにしっかりと備え付けていただくということでもあります」

小倉こども政策担当相は、「必要な財政措置も含めて今後検討していきたい」と述べました。

その後、都内の幼稚園では、園児が降りた後に職員2人が車内を点検する様子を視察し、「デジタル技術の導入とあわせて、ヒューマンエラーを人によって 防ぐための確固たるマニュアル の策定も必要だ」との考えを示しました。

政府は、再発防止に向けた緊急対策を10月中に取りまとめる方針です。

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