送迎バスに置き去り 政府が緊急対策とりまとめへ
静岡県牧之原市の認定こども園で、3歳の女児が送迎バスに置き去りにされ死亡したことを受け、政府は、再発防止に向けた会議を開き、来月中に緊急対策を取りまとめることを決定しました。
会議は、認定こども園での死亡事故を受け、岸田総理大臣の指示により開かれたもので、こども政策担当の小倉大臣をトップとして、内閣府や文部科学省などの担当者が出席しました。
会議では、全国におよそ1万ある送迎バスを持つ幼稚園、保育園などに対して緊急点検の実施を呼びかけることや、自治体と協力して、調査員が実際に現地を訪れ点検を行うことを決めました。
政府は、安全管理マニュアルの整備や登園管理システムの普及、送迎バスに安全装置を導入するための支援など、再発防止に向けた緊急対策を10月中に取りまとめる方針です。