自民党総裁選きょう投開票 石破氏、高市氏、小泉氏のうち2人による決選投票となる見通し
事実上、次の首相を決める自民党の総裁選挙は27日、投開票が行われます。1回目の投票で、過半数を獲得する候補は出ず石破氏、高市氏、小泉氏の3人のうち2人による決選投票となる見通しです。
総裁選に立候補したのは、高市早苗経済安保相、小林鷹之前経済安保相、林芳正官房長官、小泉進次郎元環境相、上川陽子外相、加藤勝信元官房長官、河野太郎デジタル相、石破茂元幹事長、茂木敏充幹事長の9人です。
総裁選は国会議員票368票と、党員票368票をめぐって争われます。
日本テレビが行った党員・党友を対象にした独自の電話調査では石破氏が3割を超す支持を集め、高市氏が続いています。また、国会議員票の情勢は小泉氏が最も多い50台半ばの票を固めています。
しかし、1回目の投票では石破氏、高市氏、小泉氏が上位3位を占めるもののいずれの候補も過半数は獲得できない見通しです。このため、3人のうち上位2人による決選投票となることが確実な情勢です。
決選投票は国会議員票368票、党員票47票で争われ、1回目の投票で敗れた陣営の議員票獲得がカギを握るため投票直前まで駆け引きが続けられます。