不明ドローンを回収 防衛省「申し訳ない」
防衛省が小型無人機(=ドローン)の対策試験のために飛ばしたドローンが、一時、行方不明になった。
防衛省によると22日午後1時ごろ、ドローンを追尾できる望遠カメラの試験を行うため、ドローン1機を防衛省のグラウンドで飛ばしたところ、風にあおられて制御不能となり、見失ったという。このため、自衛官20人が探していたところ、午後6時過ぎに「ドローンが落ちている」と110番通報があり、警察が新宿区内の植え込みから回収したという。
防衛省では23日、ドローン対策にも使える自衛隊の装備品を関係省庁に披露する予定だった。防衛省は、「ドローン対策を担当する役所がこうしたことを起こし、申し訳ない」と陳謝している。