安保関連法案、19日から審議再開
安全保障関連法案を審議する参議院安保法制特別委員会は18日、理事懇談会を開き、先週以来止まっていた審議を再開させ、19日に一般質疑を行うことなどを決めた。
参議院の特別委員会は11日、防衛省が法案成立が前提の内部資料を作っていたことをめぐって紛糾し、審議が中断していた。
18日に開かれた理事懇談会では、19日午前、中断した委員会の残り時間分の審議を行い、午後は4時間の一般質疑を行うことを決めた。
また、野党側は、安全保障関連法案について「法的安定性は関係ない」などと発言した礒崎首相補佐官の参考人招致を求めていたが、この要求を取り下げるかわりに、21日に安倍首相も出席して集中審議を行うことで与党側と大筋合意したという。