×

“閉会”で首相会見 安保関連法の意義強調

2015年9月25日 19:24
“閉会”で首相会見 安保関連法の意義強調

 国会が25日に事実上閉会したことを受け、安倍首相が午後6時から会見を開いた。安倍首相は、先週に成立した安全保障関連法の意義を強調した。

 安倍首相「戦後最長、8か月間にわたった通常国会は、まさに戦後以来の大改革を成し遂げる歴史的な国会となりました。この国会では平和安全法制も成立をいたしました。二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。戦後70年守り続けてきたこの不戦の誓いを、より確かなものとしていく。そのための強固な基盤を作ることができたと考えています」

 安倍首相は、また安保関連法について、「今後とも私自身、また関係閣僚をはじめ、あらゆるレベルで国民の理解を得るべく努力を重ねていきたい」と述べた。

 さらに、安倍首相は26日からのアメリカ訪問などから帰国後、来月上旬に内閣改造を行う方針を明らかにした。安倍首相は、「少子高齢化という課題にチャレンジする一億総活躍の時代を作り上げていく」と強調。内閣改造にあたっては一億総活躍社会の実現に向け担当大臣を新たに置く考えを明らかにした。

 また、安倍首相は今年度の補正予算を編成するかについて「現時点では考えていない」と否定した。