来月7日に内閣改造 安倍首相が会見で表明
アメリカ・ニューヨークを訪問している安倍首相が日本時間の30日午前、記者会見を行い、内閣改造と自民党の役員人事を来月7日に行うことを明らかにした。
アメリカでの日程を終え、会見に臨んだ安倍首相。人事については、このあと訪問するジャマイカから日本に帰国する際の約20時間などを使ってゆっくり考えたい、と話した。
会見で安倍首相は「今後1億総活躍社会をつくっていくために新3本の矢を放っていく。そうした新たな政策を進めていくために、強力な体制を、新しい体制をつくっていく必要がある」と話した。
安倍首相は、来月7日の内閣改造・党役員人事について、「大きな骨格を維持しながらもできるだけ多くの人に能力を発揮してほしい」と述べた。無投票で自民党総裁再選を果たしたことを踏まえ、党内に一定の配慮をする考えを示したもの。
また、中東シリアなどからの難民問題については、「経済支援、教育、保健・医療分野で協力を行う」と強調した。ロシアとの間で合意している年内のプーチン大統領の日本訪問については、「ベストな時期での訪日を実現していく」と述べたが、具体的な時期についての言及はなかった。