大阪市長選 維新と自民が競り合う情勢
来月行われる大阪市長と府知事のダブル選挙を前に、NNNと読売新聞が世論調査を行ったところ、市長選では大阪維新の会の候補と自民党推薦の候補とが競り合う情勢となっている。
大阪府知事選挙では、大阪維新の会の現職・松井一郎さんを自民党推薦の府議・栗原貴子さんが追う展開。元高校教諭で新人の美馬幸則さんが続いている。
大阪市長選挙では、大阪維新の会で新人の吉村洋文さんと自民党推薦の市議・柳本顕さんが競り合う展開となっている。このほか、元大阪市北区長で新人の中川暢三さんが続いている。ただ、約3割の人が態度を決めておらず、来月22日の投票日までに情勢は変わる可能性がある。
あわせて今回の調査では、維新の党から分裂し、橋下大阪市長らが立ち上げる新党「おおさか維新の会」について大阪府内で聞いたところ、「期待する」が47%で、「期待しない」が42%、「答えない」が10%だった。「期待する」がやや多い結果となっている。
また、政党の支持率は自民党に次いで大阪維新の会の順番となっている。支持率は自民党が21%、大阪維新の会が19%、維新の党が5%、公明党が4%、共産党が4%、民主党が3%、社民党と次世代の党がともに0%、支持政党なしが41%だった。
<NNN・読売新聞合同世論調査>
【調査日】10月16日~18日 電話RDD方式
【大阪府内の有権者】1521人が回答(うち大阪市内595人)
【回答率】59%