維新の党 4人が離党届…混乱続く
事実上、分裂状態となった維新の党が22日、新たに小沢鋭仁元環境相ら4人が党本部に離党届を提出した。
小沢元環境相「円満な解決を目指して努力してきたつもりです。しかし、こと、ここに至ってはそういう状況ではないので、我々なりのけじめをつけさせていただきたい」
離党届を提出したのは小沢氏や小熊慎司氏、重徳和彦氏、村岡敏英氏の4人で、執行部や大阪側、いずれとも距離を置くいわゆる「中間派」。離党の理由について村岡氏らは「党の分裂回避を目指してきたが不可避となってしまった」「執行部と大阪側、どちらかの立場に立てば今の対立を固定する」などと説明した。当面は橋下大阪市長が結成する新党にも参加せず、活動する考え。
維新の党・今井幹事長「ずっと一緒にやってきた仲間なので、こうやってバラバラになることは残念の一言ですが、それぞれの意志が固いようですので仕方ないかなと思っています」
維新の党は、ほかにも近く離党する考えを示している議員がいて、混乱は今後も続きそうだ。