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復興相辞任否定“花代”問題「違法性ない」

2015年11月6日 17:47
復興相辞任否定“花代”問題「違法性ない」

 高木復興相は自らが代表を務める資金管理団体が公職選挙法で禁じられているにも関わらず、選挙区内での葬儀への花代を政治資金収支報告書に記載していた問題で、「違法性はない」との認識を示し、辞任は否定した。

 高木復興相「違法性はないと考えておりますし、私とすれば、とにかく今は復興大臣としての職務を遂行することが責任だと考えている」

 高木復興相はまた葬儀の花代について、「今回、指摘を受けて初めて知った。後援会が、その幹部らの葬儀に出したもので違法性の認識はなかった。今後、このようなことが起きないように厳重に注意した」と釈明した。

 その上で6日午前、安倍首相と菅官房長官に対し、「ご迷惑をおかけしています」と陳謝したことを明らかにした。

 一方、菅官房長官は会見で高木復興相の進退については、「全く考えていない。復興大臣として全力で取り組んでほしいと思う」と述べた。

 来週には衆・参の予算委員会で閉会中審査が行われることになっており、野党側は厳しく追及する構え。