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8千億円なんて無理…自民党内から反発の声

2015年11月27日 12:26
8千億円なんて無理…自民党内から反発の声

 消費税の軽減税率をめぐり、政府が8000億円規模での導入を軸に検討しているが、自民党内からは「無理だ」などと反発の声が上がっている。

 軽減税率をめぐって、自民党の谷垣幹事長と宮沢税調会長らが27日午前、会談した。政府は生鮮食品に加えて、菓子を除く加工食品を対象にした8000億円規模での導入を軸に検討しているが、会談では、これまで通り4000億円以内にするとの方針を改めて確認した。自民党執行部の1人は「8000億円なんて無理だ」と反発している。

 自民・公明両党は来月10日までの合意を目指しているが、意見の隔たりは大きいままだ。