政府は４日の閣議で、今年度の国家公務員の月給とボーナスをそれぞれ引き上げることを決定した。２年連続での引き上げとなる。

　決定により国家公務員の月給は現在の平均４０万８９９６円から０．３６％、額にして１４６９円引き上げられる。また、ボーナスは現在の４．１か月分から４．２か月分に引き上げられる。いずれも引き上げを求めた人事院の勧告を受けてのもので、２年連続での引き上げ、となる。

　政府は来年の通常国会に給与法改正案を提出する方針で、成立後、今年４月にさかのぼって、それぞれの差額分が支給される。