安倍首相 参院選にむけ民主党などに対抗心
安倍首相は13日開かれた自民党の党大会で、夏の参議院選挙について「選挙のためだったら何でもする、こんな無責任な勢力に負けるわけにはいかない」と述べて、民主党などへの対抗心をあらわにした。
民主・共産など野党連携の動きに対抗心を隠さない安倍首相。衆参ダブル選挙に踏み切る可能性もにらみつつ、態勢作りを急ぐ構え。
安倍首相「選挙のためだったら何でもする、誰とも組む、こんな無責任な勢力に私たちは負けるわけにはいかないんです。今年の戦いは政治に国民に責任を持つ自民党・公明党連立政権対こうした民主党、共産党、民共の勢力との戦いになります」
衆参ダブル選挙について自民党幹部の1人は、来月の補欠選挙の結果や経済状況などを見極めながら5月中に最終的な判断をするという見方を示している。
国会はこれまで与党ペースで進んできたが、ここへ来て待機児童の問題で不満を訴えたブログが話題を集めるなど政府・与党に対し一気に逆風が吹く可能性もはらんでいる。
失点を抑えつつ衆参ダブルの選択肢を残して会期末を迎えられるのか安倍首相と自民党にとって正念場が続く。