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民進党が結党大会 衆参156人参加

2016年3月27日 19:11
民進党が結党大会 衆参156人参加

 民主党と維新の党が合流した「民進党」が結党大会を開き、衆参計156人の国会議員が参加する野党第一党が発足した。

 民進党・岡田代表「自由、共生、未来への責任。この3つの言葉を結党の理念として、覚悟を持って民進党スタートさせましょう」

 「政権を担うことのできる新たな政党をつくる」との結党宣言の下、旗揚げした民進党。国会議員156人が参加し、初代代表には民主党の岡田代表が選出され、政調会長には待機児童問題を追及している当選2回の山尾志桜里議員が抜てきされた。

 岡田代表「民進党は日本に政権交代可能な政治を実現するためのラストチャンスであるという認識を持たなければなりません」

 岡田代表は、夏の参議院選挙について「代表として全ての責任を負い必ず結果を出す」と決意を述べた上で、安倍首相がいわゆる衆参ダブル選挙に踏み切るならば受けて立つと強調した。しかし、結党大会では岡田代表らが党名を言い間違える一幕もあり、新しい党名の浸透が課題となりそうだ。

 民進党が安倍政権に対抗できる野党勢力となれるのか、まずは来月行われる補欠選挙が試金石となる。