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実弾展示 中谷防衛相「適切でなかった」

2016年3月31日 15:29
実弾展示 中谷防衛相「適切でなかった」

 南スーダンの自衛隊の宿営地に着弾したとする、小銃の実弾が陸上自衛隊の福知山駐屯地に展示されていたことについて、中谷防衛相は31日、「適切ではなかった」と述べた。

 国会で中谷防衛相はこの実弾について、PKO(=国連平和維持活動)で南スーダンに派遣されていた自衛隊の宿営地で2013年12月16日ごろ発見されたと説明した。当時の隊長は、自衛隊の宿営地を直接狙ったものではなく、深刻な事案ではないと判断。防衛省に報告を行わなかったということで、その後、弾丸は駐屯地に持ち帰られ、展示された。

 中谷防衛相「この点につきましては適切でなかったと思っています」

 自衛隊は31日、この弾丸を撤去したが、引きつづき宿営地に実際に着弾したものかどうかなど詳しく調査する方針。

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