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子供の割合42年連続で減少…世界最低水準

2016年5月4日 17:40
子供の割合42年連続で減少…世界最低水準

 5日は「こどもの日」だが、日本の人口に占める15歳未満の子供の割合は42年続けて減っていて、12.6%となった。

 総務省統計局の推計で、今年4月1日時点の日本の15歳未満の子供の人口は前の年より15万人減り、1605万人となった。

 子供の割合は、1950年には35.4%と3分の1を超えていたが、1965年には25.6%と約4分の1、1993年には16.7%、約6分の1と減り続け、今年は前の年より0.1ポイント低い12.6%と約8分の1となった。42年連続での減少。人口が4000万人以上の国ではドイツやイタリア、韓国などを下回り最も低くなっている。

 都道府県別で見ると子供の割合が高いのは沖縄県17.4%、滋賀県14.5%、佐賀県14.1%で、低いのは順に秋田県10.6%、東京都11.3%・北海道11.4%となっている。