舛添知事の辞職を受けて、与野党は都知事選の候補者選びに着手している。

　自民党からは東京都連会長の石原経済再生担当相や小池元防衛相らの名前が挙がっている。自民党はすでに複数の候補に対し接触を始めているということだが、最終的には情勢調査の結果も見極めながら、候補者擁立を進めるものとみられる。

　一方、野党・民進党からは、蓮舫代表代行の出馬を期待する声が上がっている。民進党執行部の一人は１５日夜、蓮舫氏について、「確実に勝てる候補だ」「本人の決断を待ちたい」と話した。

　また、おおさか維新の会の法律政策顧問を務める橋下前大阪市長は、出馬の可能性を否定した。

　橋下前大阪市長「（Ｑ：都知事選出馬の可能性は？）ないです」

　民進・共産・社民・生活の野党各党は、統一候補の擁立も検討していて、今後、４党の間で協議が本格化する。