安倍首相「金融・為替市場へのリスク懸念」
イギリスの国民投票でEU(=欧州連合)離脱派が勝利したことを受け、日本政府は緊急の関係閣僚会議を開いた。
安倍首相「世界経済や金融、為替市場に与えるリスクについて懸念しており、金融市場の安定化に万全を期す必要があります。加えて、英国で事業活動を行う日本企業への影響をはじめ、実体経済への影響もあり、これにもしっかり対応していく必要があります」
一方、麻生財務相は会議終了後、「為替市場の急激な変動は望ましくない。必要な時にはしっかりと対応していく」と述べ、政府による為替市場への介入も辞さない考えを重ねて示唆した。