アフリカの夢を…安倍首相が会合へ意気込み
TICAD(=アフリカ開発会議)に出席するため、ケニアを訪問している安倍首相は、日本の高い技術をいかしてアフリカの発展に貢献する考えを示した。
安倍首相はケニアの首都ナイロビで歓迎式典に参加した後、日本時間の27日午後に開幕するTICAD全体会合に向けての意気込みを語った。
安倍首相「日本はアフリカ自身が描くアフリカの夢を、アフリカと手を携えながら実現していきたい」
27日の全体会合の基調演説で安倍首相は、アフリカでの地熱発電の推進など、日本の技術をいかした支援策を打ち出す方針。
また、資源価格の低迷やエボラ出血熱などの感染症といった、アフリカが直面する課題について、日本の官民が連携して解決に向けて支援する考えを示す。
近年、アフリカでは中国の影響力の高まりが指摘されているが、今回もTICADを通じて、日本の存在感をアピールしたい狙い。