首相 アフリカに3兆円規模の投資を表明
アフリカのケニアを訪問している安倍首相は開幕したTICAD(=アフリカ開発会議)で、官民合わせて総額3兆円規模のアフリカへの投資を行うことを明らかにした。
安倍首相「経済、社会の建設にひたすら質を求めるアフリカで、日本と日本企業の力をいかす時がきた」
安倍首相はTICADの開会セッションで基調演説を行い、地熱発電の推進など今後3年間でアフリカに対し、官民合わせて3兆円規模の投資を行うことを明らかにした。また、日本企業とアフリカ各国との関係を強化するための日アフリカ官民経済フォーラムを設立することも発表した。
こうした中、ケニアでは「丸亀製麺」などを展開する大手外食チェーンが去年出店したファストフード店「テリヤキ・ジャパン」が人気となっていた。
焼きうどんを食べていたケニア人女性「すごくおいしいわ」
トリドール ケニア担当・村原圭子さん「一番アフリカの成長が目覚ましい、これから成長していくところだと思うので、(進出先に)アフリカを選んだという感じです」
日本食のヘルシーさが受け、すでにナイロビ市内に2店舗を構え、来年にはケニア国内で20店舗まで増やすことを目指しているという。
今後、成長が見込まれるアフリカで日本企業がいかにビジネスを拡大できるか。今回のTICADを機に、官民挙げた取り組みが本格化しそうだ。