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「白紙領収書」問題で稲田防衛相を追及

2016年10月6日 21:28
「白紙領収書」問題で稲田防衛相を追及

 6日の参議院予算委員会で共産党の小池書記局長は、稲田防衛相が他の政治家の資金パーティーで参加費を支払った際、白紙の領収書をもらった上で稲田防衛相側が金額を書き込んでいた問題を追及した。

 共産党・小池書記局長「(金額を)稲田さんが書いているだけということになります。全く領収書の要件として体をなしてないじゃないですか」

 稲田防衛相「いわば(主催者の)委託を受けて書き入れるものであって、私は政治資金規正法のもとの領収書として取り扱うことについては問題がないというふうに思っています」

 小池書記局長「政治資金規正法第11条には金額が書いてないといけないと書いてあるんだから、どう考えたって政治資金規正法の要件を満たしていないじゃないですか。委託があったら金額を後で書いていいと言ったら、今聞いている中小企業の社長さんたちみんなびっくりですよ」

 また小池書記局長は、菅官房長官も稲田防衛相と同じ事をやっていると追及した。菅長官は金額を書き込んだことを認めた上で、「政治資金規正法上、領収書の作成方法についての規定はない」などとして、法律上問題ないとの認識を示した。

 小池書記局長は「こんなでたらめな政治資金の使い方がされている」などとして、企業団体献金の禁止を改めて訴えた。