二階氏“離党の2議員衆院選までに復党を”
自民党の二階幹事長は7日、自民党を離党して現在無所属の長崎幸太郎衆議院議員と小泉龍司衆議院議員について、次の衆議院選挙までに復党させたいという考えを示した。
二階幹事長「いずれ選挙がくる。その前までに準備期間くらい本人に与えないと」
長崎議員は、2005年のいわゆる「郵政選挙」の際に郵政民営化に反対した堀内光雄元通産相の対抗馬として自民党から立候補し初当選したが、その後、堀内氏が復党した後の選挙区調整をめぐり、2009年に自民党を離党した。また、小泉議員は、郵政民営化に反対した後、自民党を離党した。
両氏は現在、無所属で活動しているが、自民党の二階派に所属している。二階幹事長は、「郵政民営化なんていまはもう忘れてしまっている」と述べて、2人の復党は問題がないとの考えを示した。