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真珠湾訪問、電撃発表の背景は~青山記者

2016年12月6日 18:35
真珠湾訪問、電撃発表の背景は~青山記者

 安倍首相は5日夜、今月末にアメリカ・ハワイの真珠湾を訪問することを明らかにした。菅官房長官は6日の会見で、この訪問は真珠湾攻撃の「謝罪のためではない」と強調した。青山和弘記者が中継で伝える。

 安倍首相の真珠湾訪問について菅官房長官は、平和への決意を未来に示すものだと強調した。

 菅官房長官「今回の訪問は謝罪のためではありません。二度と戦争の惨禍をくり返してはならない、この決意を未来に向けて示すとともに、日米の和解の価値を発信する機会になる、このように思っています」

 これに対して自民党内からは「これでまた支持率上昇につながるだろう」と歓迎する声があがっている。一方、野党民進党の幹部は「歴史的な偉業だが、難航が予想される北方領土交渉の埋め合わせとカジノ解禁法案を打ち消す思惑が見える」と話している。与野党内にはこれによって年明けの総選挙の可能性があるのではないかとの臆測も出ている。

 Q:電撃的な発表だったが、急きょ決まったのか?

 A:5日夜、安倍首相も「ずっと考えてきた」と語っているように、戦後70年談話を出した去年から検討してきたようだ。

 今年5月のオバマ大統領広島訪問の交換条件とみられるのを避けるため、これまではあえて否定的な考えを示してきたという。また、今回の訪問で強固な同盟関係をアピールすることで、同盟見直しに言及していたトランプ次期大統領の下でも、良好な日米関係を維持できるよう道筋をつける狙いもある。

 ある防衛相経験者は「今月、ロシアのプーチン大統領来日を控える中で日米同盟を基軸とする姿勢を改めて示す意義もある」と話している。