国民に恥じない国会運営を~衆院・大島議長
衆議院の大島議長は22日、先の臨時国会でカジノ解禁法の採決などをめぐり与野党の対立が激化したことについて「国民の前に恥じない国会運営をしてほしい」と各党に改善を求めた。
これは大島議長が22日、与野党各党の代表者らを集めた会議で発言したもの。先の臨時国会ではTPP(=環太平洋経済連携協定)や、カジノ解禁法などの審議で与野党の対立が激化した。大島議長はその影響で充実した審議が行われなかったとして、各党に対し、改善策を検討し来年1月の通常国会召集までに報告するよう求めた。
大島議長「激しい戦い等々はあると思う訳ですが、(国会)運営については国民の前に恥じないような運営をしてほしい」
大島議長はまた、閣僚らから失言が相次いだことについても「不用意な発言が審議過程に大きな影響を与えた」と苦言を呈した。