「お前はバカか」部下に暴言吐き、海自幹部を懲戒処分
海上自衛隊は13日、部下に「バカ」などの暴言を吐くパワハラを行ったとして、男性幹部を停職3日の懲戒処分にしたことを発表しました。
海上自衛隊によりますと13日に停職3日の懲戒処分を受けたのは、50代の男性海将補で、2017年10月から今年2月までのおよそ5年間にわたり、複数の部隊などで部下複数に対して「お前はバカか」と暴言を吐くなどのパワハラを行ったということです。
今年2月、部下から、この海将補の上司に相談があり、発覚しました。海将補は「部下隊員のことを考えて、指導・教育を実施してきたつもりだった」と話していて、行為を認めているということです。
海将補は17ある海上自衛隊の階級のうち上から3番目で、この階級以上を示す将官クラスがパワハラで処分されるのは、今年度で2回目です。