南スーダンPKO 防衛副大臣が部隊を視察
若宮防衛副大臣は南スーダンを訪問し、PKO(=国連平和維持活動)に参加している、陸上自衛隊の部隊を視察した。現地の部隊が「駆けつけ警護」など新たな任務を行えるようになって以来、防衛省の政務3役が視察するのは初めて。
若宮防衛副大臣は現地時間15日、南スーダンの首都ジュバに到着した。若宮防衛副大臣は現地の部隊が行っている道路整備などの状況や宿営地を視察したほか、南スーダンの政府高官や国連の関係者とも意見交換し、現地の治安情勢が落ち着いていることを確認したという。
南スーダンに派遣されているのは陸上自衛隊の施設部隊約350人で、安全保障関連法に基づく新たな任務、「駆けつけ警護」と「宿営地の共同防衛」が去年12月から行えるようになっている。
部隊が新たな任務を行えるようになってから防衛省の政務3役が現地を訪れるのは初めて。