防衛省初、専用の「きらめき2号」打ち上げ
防衛省が初めて専用で運用する通信衛星「きらめき2号」が、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。
H2Aロケット32号機に搭載され打ち上げられた「きらめき2号」は、これまで自衛隊が使っていた民間衛星よりも高速で大容量の通信が可能になる。太平洋からインド洋までの地域をカバーし、広範囲に活動する部隊同士の情報共有に使われる。
北朝鮮の弾道ミサイルの発射情報の伝達や陸上自衛隊が派遣されている南スーダンなど、海外からの通信などもより速やかに行えるようになるという。